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執筆者の写真安倍大智

酸化 酸化物 酸化しているもの一覧 ワイン ポリフェノール 10円玉 10円玉

こんにちは、初めましての方ははじめまして!

アベ・カーボネイトです。酸化してます。


酸化 酸化しているもの一覧 酸化物一覧


酸化してるものって何があるんだろう?サビ?10円玉?

って、皆さん気になっていると思います。ので、今日は酸化しているものを挙げていきたいと思います。


検索にヒットしやすいブログを書こうとかは1ミリも思っていません。


1. バナナ

一番にあげるとしたら、こちらですよね。バナナ。

バナナは皮に包まれている間は大丈夫ですが、皮をむいてしまうと、身の部分や皮の内側が黒く変色していきます。

これは空気中の酸素との反応がとっても著しい、ポリフェノールという物質が原因で、酸素と反応したポリフェノールは黒く変色する性質があるそうです。

りんごが黒くなるのも同じ理由です。大食いの谷やんが言っていましたが、ゴボウもです。


2. 10円玉

そうですよね、10円玉ですよね〜。

ピカピカの10円玉ってとても綺麗で惚れ惚れしますよね。

でも、お財布に入っているのは大体茶色くくすんだものだと思います。

あのくすみは、10円玉の成分のほどんどを占める「銅」が、酸素と反応して黒っぽくなってしまっている状態です。

10円玉でやってはいけませんが、銅をバーナーなどで熱すると、もうすごく、とても真っ黒に酸化して、それはもう銅ではなく、酸化銅という別の物質になってしまうんで、面白いですよ〜!


3.二酸化炭素

実は二酸化炭素も酸化したものなんですよー!

なんたって名前に書いてありますから。

炭素が酸化したものです。炭素が燃焼すると、酸素と結びついて、二酸化炭素になります。

「二」がついているのは、酸素がO2だからです。

そのことに気づかないで過ごした時間も長かったなあ。

そうなんです。ものの名付けの根拠に気付いているかどうかっていうのは重要なことだなっていつも思います。

それは、仕組み理解に近い思考回路だからです。

「なぜ」の発想をしているかどうかということです。

例えば、「アンパンマン」。

アンパンマンはカタカナで表記するのが正しいので常にカタカナで認識されていますが、その名付けには「あんぱん」と「男」という根拠がありますよね。

正確にはわかりませんが、私の場合幼稚園の間は「あんぱん男」としてのアンパンマンではなく、アン・パン・マンという音でアンパンマンを認識していたと思います。それがいつの日か、アンパンマンは「あんぱん男」だからアンパンマンなんだなと認識するわけです。それは仕組みを理解したことと同じ流れを汲んでいるわけです。

もっというと、「あんぱん」は日本特有のものだからか平仮名で表記されがちですが、あれも実は「餡」「パン」ですから、アンパンマンは餡パン男ということになります。じゃあ「餡」はなぜそう名付けられたのか…ここまで行くと、実は仕組み理解の話ではなく、語源の話になっていきます。語源は仕組みと関係ないのかと言われると、すっごく深く関係していますが、今アンパンマンの例で語りたい部分の仕組みとは少し違うのでここまでとします。

アンパンマンが餡パン男だと理解することは、二酸化炭素は炭素は2個の酸素とくっついたから二酸化炭素なんだ、とわかることともちろん同じですし、実は、「エアコンはどうやって部屋を冷やすのか」という仕組みを理解することと同じだと私は考えます。その根元に、「なぜ」があるからですね。アンパンマンが餡パン男だとわかることで、頭をもぎ取って他者に与えることを自然に受け取ることができるように、なぜエアコンをつけると部屋が冷えるのかを知ると、部屋を冷やすための効率的なエアコンの使い方は自ずと分かってきます。仕組みを理解することの重要性はそこにあります。

仕組みを理解することは、なぜそれがあるのか、なぜ普及しているのか、「なぜそれはそれなのか」という根源への思考の旅であり、かつ、賢く正しく、効率的に暮らすために大事なことなのです。


仕組みの話はいくらでもできますが、今日は酸化の話なので次にいきます



4.ワイン

ワインの種類にもよりますが、ある程度の酸化をよしとするワインもあるようです。

一切の酸化を防ぎまくって処理をする「嫌気処理」で製造されるワインは、香りがフレッシュだったりフルーティだったりしますが、熟成の過程で少し酸素を与えたもの(特に赤ワイン)は渋みがマイルドになったりするそうです。



以上、酸化しているもの一覧でした!


また今度!


新中野製作所

安倍大智



酸化 ワイン マイルド 二酸化炭素 CO2 10円玉 バナナ ポリフェノール


※画像は全てパブリック・ドメイン

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