こんにちは、アベです。焦げ茶色です。
麦茶って、全てだと思うんですよね。
麦茶をものすごく濃くすると、コーヒーみたいになるし、コーヒーを物凄い薄めると麦茶みたいな味がしますので。
ということは、この世に麦茶じゃない物ってないんだと思います。
それは普通に嘘ですけど、だいたいのものは麦茶で説明がつきます。
素晴らしい音楽を聴いて幸せになるのは、素晴らしい音楽があるからで、素晴らしい音楽家が健康である必要があり、音楽家は健康のために麦茶を飲むから。
ほらね?
それはそうと、私はコーヒーが苦手です。
しかも、かなり不遇な苦手です。
ずっとそんなことはなかった、というか、そんなことに気づいていなかったのですが、
最近になってわかってしまいました。明確に、苦手みたいです。
苦手と言ったのは、間違っても嫌いではないからです。なんならあの、豆の瓶を開けたときの香り、豆を挽く動作、豆を引いているときの時間の流れ、砕かれていく豆からさらに花ひらく香り、ドリッパーに粉を移す時に豆の残りカスをトントンって出す感じ、粉にお湯をクルクル回しかけて、泡みたいなのを作って一定の高さからお湯を落とし、蒸らしながら淹れていくこだわり、そのときの表情、そして、味。好きです。休日の父のその姿が目に焼き付いているからだと思います。
憧れとか、郷愁とか、そういうエモーショナルな要素も伴って、とても好きな飲み物です。
なのに、苦手なんです。
飲むと仕事の効率がとても落ちます。
飲むとお腹の調子が変になります。
飲むと体のどこかにだるさが出ます。
飲むと頭がボーッとします。
飲むとやる気がなくなります。
原因はカフェインではありません。
紅茶も、緑茶も、どれだけ飲んでも支障はきたしません。
眠眠打破などの眠気覚ましも、大丈夫です。すごく元気になります。
それ以外だとなんだろう、と。
そうです。
焦げです。
コーヒーって要するに焦げ汁ですよね。
元々、白というか緑というか、そういう色をしているものを、中の中まで真っ黒に焦げるまで焦がしたものです。
それにお湯をかけて滲み出てきた汁を、飲む。
そういうものです。
そんなの体に言いわけがないでしょう。
みんな大丈夫ですか?
あなたも、あなたも、父も、大丈夫ですか?
でも、美味しいですよね。
どうしても飲みたくて、飲んでしまう時があります。その日は一日ダメになるので、解禁するタイミングはかなりシビアです。
アベがコーヒーを飲んでいるところをみたら、あ、贅沢なひととき、いや、贅沢な一日を過ごすんだなと思っていただいて大丈夫です。
なのに、これもってます。
ネスカフェ ドルチェグスト。
ビンゴでもらった。
今も、これでミルクティーを飲みながらブログを書きました。
失礼いたします。
新中野製作所
安倍大智
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