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  • 執筆者の写真安倍大智

ライオンとゴリラとマリ

ライオンになりたい

こんにちは、あべです。

大きくなったらライオンになりたいです。って小1くらいまで言っていた私ももうだいぶ大きくなりました。


ライオンになるために何かしてきただろうか?してない。そもそもライオンになりたいと思っていたのは小1までなんだから、それ以降ライオンになるために何かするわけないじゃないですか。そうですよね。


ライオンになる、そのことを否定するつもりはないですし、その夢を持つことを許さないなんてこともありません。強いものになりたいと思うのは自然なことではありませんか。でも、私の場合は小2になった時にライオンにはなれないと思ったのであきらめて、それ以降ライオンになるための施策はとくに打たなかったという、それだけの話です。良いじゃないですか。


ライオン→ゴリラ


私がライオンになることをやめたのが1998年。この年はイギリスのレジェンドロックバンドBlurのDamon Albarnがバンドのツートップのもう1人、Graham Coxonとの音楽性の違いを感じ始めたころかと思います。新しいバンドGorillazの構想を始めたのが1998年という記述があります。

数年経ってGorillazから1stアルバム “Gorillaz”が発売され、兄がいち早く家庭に導入してからというもの、私の人生には常にゴリラの影がチラつくようになりました。

Gorillaz がプレゼントする楽曲、アルバム、ビデオ、ゲーム、ビジュアル、ラジオ。全部が面白くて、どハマりしたわけです。


Gorillaz にとどまらず、Damon Albarnのソロ作や別プロジェクトにも手を出し、これまた当時よく聴いたのが “Mali Music” (2002)というアルバム。ちょっと名義を忘れましたが、たしかアルバムタイトルと同じだったと思います。

“Mali Music”はデーモンがアフリカのマリの音楽にハマり、マリのミュージシャンやボーカリストを引き連れてスタジオに入ったという作品です。当時マリの音楽に触れたことはなく、この作品以外にそう言った例もなかったのでこればっかり聴いていました。


ライオン→ゴリラ→マリ→ゴリラ

数年が経ちYouTubeが、さらに数年後Apple Musicが始まりました。どちらも飛びついた私は、実にいろんなものを見てきたなあとおもいますが、その中にはマリの音楽も含まれていました。

たまに思い出してはマリの音楽がどんなものか、探していました。

でもそんなに良いのが見つからなかった。

私が好きだったのは、純粋なマリの音楽ではなく、「Damon Albarn × マリ」だったんだなあー。と思っていた矢先、これが出ました。




今度はGorillazが、マリを取り入れました。ゴリラに帰ってきた。

Fatoumata Diawaraさんという、マリ出身の女優・ミュージシャンをボーカルに迎えて、素晴らしいマリ音楽とゴリラ音楽の融合を見せています。


こういった融合作品といえばこちらも。

こちらはパリ出身のジャズファンクバンドArat Kiloの演奏に、マリ出身のシンガーMamani Keitaの歌声が合わさってます。最高。さらに、そこにボストン出身のヒップホップアーティストMike Laddのラップが重なるもんだからもう大変。


おもしろい楽曲です、聴いてみてください。



ライオンになってたら、どんな人生だっただろう。



新中野製作所

安倍大智






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