• 鈴木和人

MTGのイラストの魅力

こんにちは、北国の煙吐き、煙突です。


私が衣装デザインや、美術を手がけているキッカケとなった出来事のなかに、MTGとの出会いは絶対に欠かせない出来事でしょう。

MTGとは、世界で最も人気のあるカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」のことです。(以下MTGで統一)


MTGの歴史は長く、1993年に「リチャード・ガーフィールド」が、多数の数学者と共同で開発し世界に産声をあげた初のトレーディングカードゲームです。


その複雑なゲーム性の高さと、勝利までの道筋の立て方の多様性がユーザーを魅了しているのはもちろんですが、「イラストの特異性」も人気に欠かせない要素でしょう。


私が初めてMTGと出会ったのは小学3年生の時、親戚の兄貴に教えってもらって始めたのがキッカケでした。


その時初めてカードというものに触れたのですが、正直な感想としては「気持ち悪い絵!」でした。

親に見せても「気持ち悪い!」と言われたものです。


そんなMTGになぜ惹かれていったのか。

これこそが、今私がものづくりをしている原点とイコールに近いものがあります。


結論から申しますと「個々の持つ能力とビジュアルの一体感または違和感」に惹かれていったのです。


ここでは特に私の経歴などを語ろうというものではありません。

MTGのイラストの特異性や世界観、そして時代の変遷におけるイラストの変化をご紹介していきたいと思います。

出典:マジック・ザ・ギャザリング日本語公式サイト

こちらは、1998年に発売された「ウルザズ・サーガ」というカードセットに収録されている「煙突」というカードです。そう。私ですね。

MTGにかかれば、あの煙突ですらこのとおり!最高すぎる。


特に創生期にデザインされたイラストたちが最高に好みなんです。

今のトレーディングカードゲームではおそらく見る事のない芸術性がMTGで見る事ができます。


出典:マジック・ザ・ギャザリング日本語公式サイト

こちらは「チャネル」というカード。1993年のマジック誕生時に発売された「アンリミテッド」というカードセットに収録されているカードです。

今でこそCGが発展しているため、初めて見た人には未完成な絵に見えるのかもしれませんが、これはアートです。

この色彩と世界観。好き好みは分かれるでしょうが、この特異性が他にあるでしょうか?

70年代のプログレッシブロックバンドのジャケットのような、不思議な世界観と力強さを感じる事ができます。

出典:マジック・ザ・ギャザリング日本語公式サイト

このカードこそが、私に最も影響を与えたカードと言っても過言ではないでしょう「変異種」というカードです。こちらも1998年に発売された「ウルザズ・サーガ」というカードセットに収録されているカードで、私が遊んでいる当時、最強のカードの一つでもありました。


私は最強が比較的好きです。

自由にその姿を変えたり、無敵になれたり、パワー型になれたり、防御型になれたり、

そんな多機能で無敵の性能は当時の私をメロメロにしました。(当時はかなり値段もたかくて、2000円くらいした。小学生の私にとってはかなり努力して買ったものだ)


無敵のヒーローや最強のキャラクターは結構います。

漫画やアニメ、ドラマなどでも度々描かれています。


しかしこの「変異種」(自ら最強とは名乗っていない)は、そのヒーロー像とは全くかけ離れていませんか??

しかし、この一枚でゲームを勝利に導くパワーを持ち合わせている僕のヒーローなのです。

今でいう「ダークヒーロー」に感覚は近いかな?

ジョーカーみたいな!


超特異な最強生物っていうのに幼い頃から惹かれていた、そうこの「変異種」によって。


おっと、イラストの変遷の話までたどり着きませんでしたね。

というわけで連載企画です!


次回はもっとMTGの歴史に寄せた記事ですよ!



ではまた木曜日!



鈴木和人

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