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  • 執筆者の写真鈴木和人

不変的について

 初めまして、あなたのNiziU 鈴木です。

ボイルってありますよね、茹でるとか、沸騰するとか、そんな意味の「ボイル」と、

フィッシュイーターが水面のベイトを捕食している状態(音)の「ボイル」と。

私気づいたんですけど、「ボイル」めっちゃ好きです!!

まあ主に茹でるのはもっぱら「ソーセージ」!!ですがね。


今日は全く冒頭の挨拶と関係のない話です。


ジャン=ジローこと、画家、漫画家の「MOEBIUS(メビウス)」についてです。

私は映画や絵画が好きです、作品に大きく影響していると言ってもいいでしょう。

そしていつも頭にある言葉があります。

「不変的なものを作りましょう」

私が学生時代いろいろな事を教えていただいた師匠のひとり、パトリック=ライアン先生(YAB-YUM のデザイナー)の言葉です。


私はいつも不変的なものを探しています。

そういった意味で「ボイル」は私にとって不変的に心をとらえるワードなのですが、

そう、今日の話はMOEBIUS!!


まず《不変的》という言葉の意味を。

「不変的(ふへんてき)」とは、いつまでもその状態が変わらない様子という意味です。


はい、変わらないもの。ね。

多様性や変化が推奨される現代において、この不変的なものがあると大変便利に渡り歩いていけると信じています。


私のとって、そして作家の私にとって、、、、と、様々なシーンで、違う自分がいる事はざらにあるでしょう。

職場での自分、家での自分、友達といる時の自分、恋人と、、、

そのいずれの時間の時も愛してやまないもの、変わらず好きなものを、私は《不変的》と捉えています。

物理的とか、学術的にとか、そんなシーンで使われる不変的?そんなもん知らねえよタコ! : イカ

そして作家としての私は、常に《不変的》なものを目指しています。


このMOEBIUS という作家は漫画家でありながら、映画作中やプロモーションのキャラクターデザイナーやコスチュームデザイナーを勤めています。

私はホドロフスキーの映画が大好きで、彼の事を知ったのですが、気づいたら、

買ってたんですね〜

彼のイラストには超現実があり、夢のような世界があります。

私の中にある理想郷に近いものがあって、一瞬でわたしの不変的なものリストに名を連ねました。

「AKIRA」の大友克洋氏や、宮崎駿氏とは相互に影響し合っているようですね。


残念ながらMOEBIUSについて詳しく語ろうとすると、2日かかってしまうので、詳しくは語りません。


用はですね、不変的なものを見つけましょうという事なんです。

あらゆるシーンで自分の生き方の指針になるようなものとたくさん出会う事が、豊かさであり幸福なのかもしれません。


もし、見つからなくても心配ありません。

「無い」という不変的な事実に気づき、許容する事で、《不変的》を手に入れる事ができます。


24時間起きていれば眠くなるように、太陽が東から昇るように、と、不変的なものをたくさん見つけましょう。

そのうちに史実や、人間として、天文学としての不変的から個人単位への不変的への突入を果たすでしょう。


私は個々人のあらゆる《不変的》と交信し、感情を揺さぶるものを生み出したいです。


そう「ボイル」のように。



鈴木和人


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