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  • 執筆者の写真鈴木和人

モダンホライゾン2注目カード:鈴木が総合的に評価した最終ランキングTOP7後編

 こんにちは、グミとラムネが大好き、不健康偏食不眠症の鈴木です。

マジックに例えるなら、「ファイレクシアン・ドレッドノート」と言ったところでしょうか。


さあ皆さんにお別れを言う時が来ました。

モダンホライゾン2ネタ最後です!それはそれは楽しすぎて1ヶ月くらい引っ張ったかな?気になる方は過去のブログもチェックしてみてください!

この場で告知しておきますが、次回もMTGネタですよ!はい!


では張り切って参りましょう、モダンホライゾン2注目カード:鈴木が総合的に評価した最終ランキングTOP7後編!

意外性と、個人的主観が大いに込められた第一位にご注目ください!


画像は全て、マジック・ザ・ギャザリング日本公式サイト様より引用しております。

第3位「ウルザの物語」

以前のブログでも紹介した、超強力カード。

マジック古参プレイヤー感涙の「ウルザ」にまつわるカード。モダンホライゾン1で収録された「最高工匠卿、ウルザ」が環境に大いなる変化をもたらしたのと同じく、このカードも既に環境を激変させています。

このカードがもたらす物は、土地兼、対策カード兼、コンボパーツサーチ兼、フィニッシャーです。これだけみてもかなりブッ壊れカードと言えますが、もはや私が語るまでもありません。一体どれだけのアドバンテージを産めば気がすむのでしょうか。

このカードの恐ろしい点は、既存のアーキタイプにすんなりと採用され超絶強化をもたらす場合もあれば、新しいアーキタイプを生み出し、あらゆるデッキを駆逐することがある点です。

土地であるため、パーマネントコントロールに強く、ハンデスにも強いので、対処が非常に困難な点も非常に強力。

土地破壊や、速度勝負や軽量の妨害が豊富なレガシーにおいては支配的にならないと思うのですが、モダンにおいては非常に危険な匂いがします。禁止改定に怯える日々を過ごすかもしれません。「ウルザ」に勝つには「ウルザ」を使え!のような格言が生まれてしまう日が来るかもしれません。

買うか買わないかは、あなた次第!


第2位:「忍耐」

想起持ちクリーチャーサイクルで最もマナレシオに優れた一枚がこの「忍耐」。

タフネス4ということが非常に強く、マジックにおける最も有名な除去カード「稲妻」を躱すことができます。

レガシー環境で最も数の多い「デルバー」デッキのクリーチャーたちをこぞって止めることができるタフネス4、一方的にうちとれるパワー3、飛行生物をキャッチすることができる到達持ち、相手の意表をつく瞬速持ち。クリーチャーとしての性能が非常に高いのは既に証明済です。

マジックにおいて墓地というのは重要なリソースです。はるか昔から墓地を積極利用するデッキは存在しており、現在でも一大勢力を築くに至っています。

自分の墓地を参照する場合でも、対戦相手の墓地を参照する場合でも、その墓地を瞬速タイミングで咎めることができます。

対戦相手の策略の裏をかくのがこのカード。

もちろん、墓地を参照しないデッキも存在しますが、そんな相手には普通にクリーチャーとして頑張ってもらい、墓地利用デッキに対してはその効果で絶大な妨害をしてやれるカードです。

墓地対策カードはアーティファクトやソーサリーが多かったのですが、このカードはクリーチャーということもあり、サーチしやすいのも利点!

シンプルにクリーチャーとしてのスペックが高いため、メインから複数枚採用できるという超強力カードです!お世話になっています。


第1位:「飢餓の潮流、グリスト」

「飢餓の潮流、グリスト」まずはこのイラストを見よ!プログレのアルバムジャケットのようなレトロチックな味わいのあるホラーなテイスト。虫で構成された生命体は恐怖と期待をもたらしてくれます。

禍々しくも人体を形取ったこの生命体は、意思も目的もわかっていないそうです。

なんのために存在しているのか、多くの謎を纏ったこのグリスト、あまりにも魅力的です。

大いなる評価はその性能にもあります。

一癖も二癖もあるカードです。

「飢餓の潮流、グリスト」は、場に存在しない限りはクリーチャーとして扱うので、クリーチャーサーチから戦場に出たり、手札に加えたりすることができます。

マジックの定番カードである、「強迫」や、「否認」、近年の打ち消しの定番として定着した「否定の力」をっても、このグリストを対処することができません。

私自身、「アルーレン(魔の魅惑)」デッキで使用していますが、こんなにも強いのか!と感動しました。


1・「緑の太陽の頂点」で直接場に出せる:私のデッキはちょっと変則的なデッキ構成をしているので、緑の太陽の頂点を採用しています。コンボデッキ、ひいてはレガシー環境では除去を極力積みたくないものですので、コンボパーツのサーチを利用しながら、除去にも動けるといった動きが、デッキスロットに無駄をさせずに可能になるのです。


2・小マイナス能力がプレインズウォーカーも対象に取れる:黒緑というカラーリングに壊せないパーマネントはあまりありません。しかし、盤面に残り続ける除去システムが、プレンズウォーカーを除去できるというのは非常に強いです。一体クリーチャーを用意しておかなければなりませんが、クリーチャー主体のデッキならばさほど問題になりません。「突然の衰微」で対処不可能な「精神を刻むもの、ジェイス」や、「大いなる創造者、カーン」も対処可能なのは心強い。


3・プラス能力が地味に強い:トークン生成能力のあるプレインズウォーカーは強いという論がありますが、グリストにも適応します。ブロッカーを用意することができる上に、墓地を一枚肥やしてくれます。この墓地の一枚が、「自然の怒りのタイタン、ウーロ」の脱出コストに役だったり、「永遠の証人」などの墓地からのピックアップカードとのシナジーを形成することが可能です。昆虫カードが切削されたなら・・・というテキストは現在無視です。


4・フィニッシャーを兼ねられる:プラス能力が連発できる頃には、ほぼ勝っている盤面であることが多いですが、切迫した盤面でも1/1トークンが決め手になったり、奥義で意外とあっさり勝ってしまうことがあります。この奥義は比較的簡単に打てるので、対戦相手にとってプレッシャーになります。1枚で能力が完結しており、軽いということがかなり強いのです。


5・小マイナス効果をメリットに変換する:墓地に置かれること、死亡することで誘発する能力(PIG能力:Put Into Graveyard)を持ったクリーチャーのサクり台になることができる。私の場合、エンチャントがキーコンボパーツなので、「アカデミーの学長」をサクることによって、「魔の魅惑」を着地させ、そのまま勝利が決定する場合があります。そういった決定的な仕事をしてくれるギミックを搭載することもできます。


時を解す者、テフェリー」や、「覆いを割く者、ナーセット」のように常在能力が相手の妨害にならないので、高速のコンボデッキや、アグロ、親和などの横並びのデッキの前では最も簡単に敗北してしまうこともありますが、その不器用さも好きなんですね〜。


ついに終わってしまいました、モダンホライゾン2注目カード紹介シリーズ!

いかがでしたでしょうか、これからも、激変のモダン、レガシー環境を楽しんで参りましょう!統率者もね!


では!



鈴木

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