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執筆者の写真鈴木和人

インカーネーションサイクルについて①

 こんばんは、独断偏見MTGニュースの鈴木です。

レガシーにて、「敏捷なこそ泥、ラガバン」

モダン・パイオニアにて「夢の巣のルールス」が禁止になりましたね。

あらゆるフォーマットのメタゲームが動きを見せる中、「モダンホライゾン2」で登場した、インカーネーションサイクルに今一度スポットを当てて考察したいと思います。


なぜならば、「モダンホライゾン2」で登場したカードの多くは、各フォーマットにて多大な影響を与えており、今回から紹介するインカーネーションサイクルのカードたちの採用実績は申し分なく、強大な影響力を示しています。


「想起」という機動型能力を有し、そのコストは「意志の力」にも似たピッチコストを搭載しており、各色に応じた色のカードを手札から追放することで、「想起」コストで盤面に着地します。

黒の「悲嘆」、赤の「激情」以外は瞬速を持っているため、インスタントタイミングでの運用が可能になっています。


今回紹介するのは、白の「孤独」です。

画像は全て、マジック・ザ・ギャザリング日本公式サイト様より引用しております。

実はこの「孤独」は、発売当初、サイクル内で最も評価の低かったカードです。しかし、現在ではサイクル内で最も価格が高くなっており、この強さを認識するのに若干時間がかかった面白いカードです。

禁止カード後のメタゲーム次第で評価はまた変わってきますが、MTG屈指のクリーチャー除去カード「剣を鍬に」と同等の効果を持ち、想起コストで戦場に出せば、呪文ではないので打ち消される心配がほとんどない、確定除去として働きます。その動きは、モダンではあまりにも強力で、4Cエレメンタル、4Cコントロール、アゾリウスコントロールなどで4枚採用されていることが多いです。


コントロール主体のデッキにおいては、3/2絆魂持ちというスペックも大変よく、このカードが2回でも殴れれば、失ったライフも死亡圏外に回復するので、勝利と言っても過言ではないでしょう。

単純なライフゲイン効果を狙って運用することも可能で、いつ手札に引き込んでも無駄にならないのが非常にありがたい点です。


5マナでキャストする場面も多くありますが、序盤の脅威にも対応できてしまうという利便性を兼ね備えた強カードです。


ラガバンが使用可能なモダンでは、1、2ターン目のラガバンに対処できるカードとして協力だし、「濁浪の執政」のような巨大クリーチャーも対処できます。

クリーチャーの質が向上している昨今では、「孤独」は、強力であり続けるでしょう。



鈴木

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