皆さんこんにちは、火・金担当の渡辺です。
さぁ前回に引き続き
「秋元康さん系楽曲の男声問題」
まぁ別に問題ではないんですけど、
秋元康さんが手掛けているアイドルグループの楽曲に出てくる男声コーラスが
声質、声感、編集の感じ全部一緒
というやつです。
古くはAKB48さんの「フライングゲット」から
最新曲日向坂46さんの「ソンナコトナイヨ」まで
使われているということが前回判明しました。(渡辺調べ)
ではこの声の正体を明かしていきましょう‼
さて明かしていきましょうとかでかでかと言っておきながらなんですが、
私は秋元先生と知り合いであるわけでもなく、
楽曲をミックスしたエンジニアでもなく、
もちろん作・編曲者でもなく、
ただの技術おじさんです、ほんとすいません。
なのでここでは仮説を立てて考えてきましょう。
とりあえず
①ボカロ説
②レコード会社のお抱えコーラス説
③秋元私設団説
ここらへん見ていきますか。
①ボカロ説
ボカロ、ボーカロイド
バーチャルで歌わせるあれですね、初音ミクさんとか
こういうやつですよね。
合成音声というやつ。
これはあんまり考えにくいかと。
というのも例えばこれ
欅坂46さんの「アンビバレント」
ここまで滑らかに歌えるボカロってまだ無いんですよ。(渡辺調べ)
技術はかなり進歩してます、テクノロジー最高です。
それでもまだ苦手なことってあるんです、
ボカロはまだこのレベルには達していないです。
そんなわけで①ボカロ説は無し!
②レコード会社のお抱えコーラス説
これは近からず遠からずといったとこではないでしょうか。
レコード会社が持ってるコーラス隊ないしスタジオミュージシャンが歌ってる説ですね。
この説は男声の正体がネットに無いかなと思って調べてた時に知恵袋で誰かが言ってた説なんです。
ですがこれは却下。
なぜなら私が調べた楽曲の中だけでも
AKB48さん「フライングゲット」:You, Be Cool!(キングレコード系列)
乃木坂46さん「インフルエンサー」:N46Div.(ソニーミュージックレコーズ系列)
欅坂46さん「風に吹かれても」:SONY RECORDS(ソニーミュージックレコーズ系列)
日向坂46さん「ソンナコトナイヨ」:SONY RECORDS(ソニーミュージックレコーズ系列)
ラストアイドルさん「愛しか武器がない」:Virgin Music(ユニバーサルミュージック系列)
レコード会社がバラバラなんです。
坂道グループがソニーというのは有名ですね。
そんなわけでレコード会社のお抱え説はおそらく違うだろうと結論付けられます。
ちなみに余談ですが
事務所・レーベル・レコード会社
この3つの違いっていまいちわからないと思うのでいつかブログに書きます。
③秋元私設団説
さあそれではラストのこの説です。
なんのこっちゃねんって感じですが、
秋元康さんの個人的な知り合いが頑張ってるんじゃないかという説。
秋元康さんは48グループ、坂道グループ、ラストアイドルグループ全楽曲の作詞をしていますが作曲・編曲は結構いろんな方がやってます。
つまりクリエイターのつながりが多い!(当たり前ですね)
そんなつながりの中で、気に入ったコーラスさんを自分の楽曲でずっと使い続けているのではないでしょうか。
さらに、松本 靖雄さんというエンジニアとしてめっちゃすごい人がAKB48さんからずっと乃木坂46さん、欅坂46さんなどほとんどの曲のミックスを手掛けているそうです。
ミックスエンジニア(レコーディングエンジニア)って何やってる人なのか
ピンとこない人が多いとは思うのですが、
「楽曲に使うたくさんの音素材を調整して音楽にする人」
です。
エンジニアによって個性が出ます、同じ素材を使ってもエンジニアが違うとガラッと変わります。
秋元康さんの楽曲を松本 靖雄さんがずっと手掛けているとなると、そこに出てくる音
ここでいうところの男声の声感などが似てくるのは当たり前のことに思えてきます。
~そんなわけで一旦今日の結論~
個人的な見解ですがあの男声は
秋元康さんお気に入りのコーラスさん
と
めっちゃすごいミックスエンジニアである松本 靖雄さんの賜物
ではないかと!
つまりは
③秋元私設団説
これです!
もーちょい書きたいことあったんだけどちょっと長くなるから次回に伸ばします!
まさか全3弾になるとは思わなかったです、すみません。
そんなわけで次回は
「そもそもなぜ作・編曲者が違うのに男声だけ一緒なのか」
この理由を解説していきます!
もうしばしおつきあいください!
技術担当
渡辺 敬
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