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  • 執筆者の写真鈴木和人

モダン最高(MTG)

 こんばんは、年末の魔術師「高校サッカー」です。

全国で地域予選が終わり、ついに47都道府県から代表が出揃いましたね!(東京からは2校出る)

埼玉県からは昌平高校が出ますが、プロ入り内定者が4人というタレントチームだそうで、活躍が非常に楽しみですね!

新中野製作所としては、同じ中野区の誇りとして東京A代表の堀越高校を応援したいところではありますがね!

非常に楽しみです。


さて、久しぶりにマジック・ザ・ギャザリング(以下:MTG)の話でもしようかな!

先日MTG専門店「晴れる屋」での大会に参加しました。

3人チームで戦うという変わったルールで、フォーマットはモダンでした。

全5戦で、勝利数の多いチームが優勝という内容の大会です。


最近一番力を入れているフォーマットなので非常にエキサイティングでした。

個人成績から言うと3-0-1(3勝1引き分け)です。

1戦目はチームメイトの遅刻で不戦敗です。


私は「コントロールデッキ」を使用しました。

現モダン環境は「コントロールデッキ」が最強とされているのですが、私は長男ですので「コントロールデッキ」を扱うのにとても適した性格をしていると思っています。

「コントロールデッキ」を簡単にいうなら、相手の出方を伺って、やりたいことを徹底的に封じ込めて、疲弊し切った相手に対して、ドヤ顔で我此処にありと君臨する戦略的デッキです。


しかし!!

この創造的天才「鈴木和人」が、普通に強い「コントロールデッキ」を使うことがあるでしょうか?

いや、ない!!


はいすいません。

私の使用したデッキはこちら。

環境トップメタの4C原野のような構成に見えますが、最大の特徴は

「運命のきずな」を使用している点。

「運命のきずな」登場当時から気に入って使っていたのですが、モダンという激しい環境で活躍できるかは検討の余地がありました。


しかし、私が普段の制作や創作活動における最大のテーマ「時間」について、の概念を、このMTGでも体現したかったというのがこのデッキを作った理由です。


ざっくりと動きを説明すると、

1・序盤は軽量の除去や打ち消しで耐える

2・中盤を「時を解すもの、テフェリー」や「自然の怒りのタイタン、ウーロ」でアドバンテージを稼ぎながら盤面を構築する

3・「荒野の再生」を設置する

4・「運命のきずな」を半永久的に唱え続け、半無限ターンに突入させる

5・「精神を刻むもの、ジェイス」や、「ドミナリアの英雄、テフェリー」、「自然の怒りのタイタン、ウーロ」でフィニッシュ


ターンをラリーするというMTGのルールを破壊して、時間の概念を歪めてずっと自分のターンを繰り返してしまうというデッキです。(めっちゃ嫌われる)

相手の妨害を無視して自分のやりたいことに没頭させてくれる「時を解すもの、テフェリー」はキーカードですね。


そしてサイドボードにも非常に特徴が現れています。

通常、相手のデッキに合わせてその対策カードをベンチ要員として準備しておくのですが、このデッキは「アグレッシブサイドボーディング」を採用しています。

サイドチェンジすることで、別のデッキの動きをするデッキに変身させてしまおうという贅沢ギミックです!


サイドプランは、通常の「4C原野」と「4C時間のねじれ」ギミックに変身させることができます。

対策カードは「外科的摘出」と「活性の力」のみに限定しています。


多様化するモダンフォーマットにおいて、用意していたベンチ要員の対策カードが刺さらない場合を考えて、いずれにせよ自分のやりたいことを通す!という強気なデッキ構成です。


メインボードでの弱点は「置物対策」「高速ライフ攻め」

なのですが、

サイドプランの弱点は「土地対策」「墓地対策」

と、弱点の変化を狙うことができます。


このプランが実際かなり刺さった!!

メインボードでの勝率がかなり高いデッキなので、言い換えれば、対策されれば機能不全に陥りその後の2戦は落としてしまうことが多々あります。


しかし、対策すべきポイントをずらすことで、相手のプランを狂わせ、結局は自分のやりたいことをやれるというデッキ構成です!


メインボードにクリーチャーが少ないので、サイド後のオムナスの生存率が非常に上がり、爆発的なマナ加速とライフゲインで勝つ。

サイド後も、時間概念を破壊して、相手にひっくり返せないほどの帝国を築き上げることができます。

「死者の原野」から生まれてきたゾンビ集団で、盤面の攻防も優位に運ぶことができ、不朽の無敵軍団を相手に叩き込むことができます。


とはいえ、無敵などは存在しないので、負ける時は何もできずに負けたり、1枚のカードに完封されることもあります。

そのリスクに対してどう対応するのか、それともやりたいことをやり通す構成にするのか、その選択もMTGの面白さですね!!


ご静聴ありがとうございました。



鈴木和人

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